ー求職活動をされている皆様へー
…どうか「直接応募」を検討して頂けないでしょうか。
介護業界はいずこの施設も例外なく、見通しの厳しい運営状況です。
全国すべてと言い切って過言ではありません。
物価高、人材不足。
これは介護業界に限らず、どんな業種であろうと同じ。
頑張って乗り越えねばならないと覚悟しています。
唯、どうしてもどうしても気持ちに整理がつかない問題があります。
直接応募の減少。
紹介業者さん経由による応募増。
この問題は、介護業界全体に対し、ボディーブローの様にじわりじわり体力を奪い去り、最終的には気力をも失われることになりかねません。
働きながらの就職活動。
大変です。
時間も無く、情報も得にくく、自分自身では選択肢が限られる。
であれば、CМやweb様々ある人材紹介業者さんを利用し、マネジメントを依頼した方がスムーズ。
給与など直接聞きにくい要望も交渉してくれ、後は提示された候補から興味ある事業所を選び、見学や面接に行けば良い。
場合により、担当者も同席してくれるので最後まで安心。
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まったくもってその通り。
紹介業者さんを利用した方が良いに決まっている。
求職者にとってはメリットしかない。
誰しもが利用したくなる便利なシステムだと思います。
ハローワークが機能していない現状、この流れが主流になりつつあります。
では、採用側(事業所)の現実はどうか。
日本全国いずこの施設も経営余力なんぞありません。
もっと職員処遇をUPしたい、利用者さんにすんごい設備や快適な環境を導入したい。
そう願うだけで程遠い夢。
その一因が「紹介料」です。
例えば年収の30%。
年収500万であれば、150万+税
離職率の高い業界です。
例えば、従業員300名規模の法人で1年間に1割の方が退職したとすると30名。
30名の内、7割が紹介業者経由として21名。
雇用形態により紹介料は変わりますので一概に言えませんが、1人当たり均して100万とすれば、1年間の紹介料支出は「2100万円」…( ノД`)シクシク
実際、介護業界の離職率は年3割以上が実態と言われています。
1割りどころではありません。
行政等が退職率等の実態把握をする為の調査がありますが、全国事業所数に対しての回答率は30%少し。
もはや余力無き事業所は回答する気持ちも失われているという事でしょうか…
人手が不足すればご利用者さんや職員さんに大変な迷惑をかけてしまう。
絶対に手不足を避けなければならない。
だけど、web、折り込みやハローワークからはなにも反応少なし。
あっても双方の求めてることがミスマッチ多し。
紹介業者さんを頼るしかない。
実際、とても頼りになります。
業者によって様々ですが、私が懇意にさせて頂いている業者担当の方々は誠実で良い方ばかりです。
ありがたいし、信頼しています。
様々な交渉にも歩み寄ってくれます。
唯、紹介料が…
しかし、今や紹介業者さんも求職者さんを集める為に経費増が膨らんでいます。
なので、紹介業者さんの苦悩もすごく理解できますが…
職員さんの処遇を少しでも高めるのは法人の義務。
将来に希望を持てる処遇。
職員さんの安心感と笑顔が利用者さんのより良き生活に繋がる。
だから、少しでも処遇をあげたい。
しかし、処遇を上げ、年収が上がれば、紹介料も連動して上昇。
低くすれば求職者は来ない。
高くすれば求職者は来てくれるけど紹介料UP。
負のループから逃れられない。
もし、採用者の6割が直応募をしてくれたら、その余力で職員さんと利用者さん処遇をより良き形へ出来ます。
ほんとに出来るのです。
夢じゃなくて、実現できるリアルなのです。
誰もが将来を描ける職種になり得るのです。
どうかどうか、自身の耳目、足で職場を探してください。
どうかどうか、この現実を知ってください。
大切な大切な介護保険料が、採用経費へと費やされてゆく現実を知ってください。
これは業界全体の問題です。
紹介業者さんに非がある訳では無いです。
プロとして職務を遂行し、介護業界に寄与しようと懸命に頑張ってくれています。
感謝しています。
…課題は求職者さん側の意識かも知れません。
自身が目指す介護業界が、自身の紹介料で疲弊している。
介護職自らが、業界の衰退する選択を無意識にしてしまっている。
どうかどうか気が付いて欲しい。
皆が気が付き、一部の流れが変われば、介護業界はほんとうに変わります。
皆が笑える。
夢が持てる。
この国で生まれ、生き、生涯を終える。
生涯を安心して終える場所があればこそ、人は苦労の多い人生でも耐えられるはず。
その大切な場所を支える介護職を目指す人がいない。
その理由はどこにあるか。
「介護の仕事は大変」と良く言われますが、どんな仕事でも大変。
楽な仕事なんぞ無い。
大変でもやり抜く「なにか」があるかないか。
魅力、やりがい、それもある。
しかし、人は生きてゆくためには糧が必要。
その糧が安心して将来を描けるものであれば、仕事に夢を持て、生涯を掛けられる。
なにも、上村鵠生会へ就職して欲しいと言う訳ではまったくありません。
どこの事業所でも良いのです。
誰もが年を重ねることが不安ではない世になれる。
安心して生涯を閉じられる場所が広がる。
どこかに、だれかに届いて欲しい。
切に願います。
尚、紹介業者さんには感謝しています。
業者さんが悪い訳では全然ない。
世の流れ。
誠実な担当者さんには申し訳ないと恐縮しながら書いています💦
世の流れに抗いたい。
届け-!!
どこかに届いてくれー!!
長文失礼いたしました・・(-_-;)スマンデス