新年早々、ご心配をお掛け致します。
1月1日(日)現在の関野記念感染状況をさせて頂きます。
①ご利用者様に感染及び濃厚接触者はございません。
②職員は「陽性3名」「濃厚接触2名」となり、自宅待機となっています(12月中旬以降)
尚、陽性3名の方はすべて〝同居ご家族からの感染〟
濃厚接触の方も同様となります。
勤務中は「N95マスク+フェイスシールド」を常着していることから、現時点、ご利用者様への波及は生じておりません。
しかし、第8波の途方もない感染力を考えると、いつまで防ぎ切れるかなんとも言えないのが現実。
この3年間、職員の誰もが感染対策に懸命に、本当に懸命に取り組んで来ました。
なんとか第7波まで耐えてこれましたが、この第8波はこれまでと意味が違います。
一般世間と介護施設は別世界。
世情は規制緩和で旅行や買い物、居酒屋やイベント会場は大盛況。
紅白歌合戦も観客動員。
学校で陽性者が生じても、濃厚接触者の後追いはせず、公表せず、そのままです。
保健所報告をしないままの水面下陽性が莫大な人数。
そんな中、介護施設はこれまで通りの基準で命を守り続けています。
そんな開放した世情、同居家族からの感染はもう防ぎようがありません。
自宅でも苦しいN95マスクをしている職員の話を耳にする度、心が痛くなります。
政府のブレーキとアクセルを同時に踏めという政策の間で介護業界は翻弄され続けています。
「これ以上、介護施設にどう耐え抜けよと言うのか!!」と言いたいです。
藤沢市内の特別養護老人ホーム。
ほゞすべての施設で入居者様の複数感染が生じ、4割近い施設がクラスター。
入居者数の半数近くが感染している施設も(複数)
他市町村でも同様です。
陽性ご利用者を、軽症の陽性職員がケアせざる得ない事態も生じています。
特養からの陽性者を受け入れてくれていた市内コロナ病棟も12月中旬で重篤者以外の受け入れ困難に。
施設内療養せざる得ない状況。
・・全国的に同様であるにも関わらず、なぜか報道されません。
問題視されておらず、触れてはいけないようなタブー感すら感じます。
経済優先に水を差すような報道は避けたいのでしょうか。
私たちはこれまで通り、感染対策を徹底して参ります。
世情がどうであれ、命を守るために努力し続けます。
唯、クリスマスや年末年始の世情影響により、1月上旬~下旬に爆発的感染が生じることが予想されます。
当然、同居家族からの感染/接触による「自宅待機職員」が続出する恐れ。
施設内感染も防ぎ切れ無いやもしれません。
その際(今ではありません)
①心苦しい限りですが、「面会」を中止とさせて頂きます。
②入浴頻度を若干減らさせて頂く可能性があります(清拭、ドライシャンプ―対応へ)
③レクレーション等の余暇活動を最小とし、ご利用者同士の接点も最小に留めさせて頂きます。
以上、ご理解いただきたくお願い申し上げます。
今はその段階ではありません。
その時が来たら再広報させて頂きます。
申し訳ございません。
施設長 渡邊