12月12日(木)に今年度3回目の片瀬・鵠沼地区ケアマネサロンを開催しました。 

今回のテーマは『カスタマーハラスメントとは~カスタマーハラスメントを知って対応を考える~』で、清和総合法律事務所 弁護士の岸本寛之先生に講義いただきました。

カスタマーハラスメントを受けると、受けている人がつらい思いをするだけでなく、その職員が仕事に来たくなくなるなどして欠勤による業務調整、対応に時間を割くため職場全体の業務にも支障が出てしまいます。他の利用者の支援にも影響が出かねません。何一つ良いことが有りません。

業務上必要なことではない話や要求をしてくる、人格を傷つけてくるような発言や態度をとってくる方については職場全体として毅然とした対応をすることが求められるとのこと。

またハラスメント加害者を作り出さないためにも、契約時に業務としてできること、できないことをきちんと説明し明確にしておくことや、日ごろから業務の範疇を超える要望には安易に応えないことが大事といった話を伺いました。 

今回は、40名のケアマネジャーに参加していただきました。 

ケアマネサロンの後半はグループに分かれ、参加されたケアマネジャー同士で自身のカスハラの体験談や困っていることを吐き出してもらい意見交換を行ってもらいました。

難しくデリケートなテーマではありましたが、岸本先生の話が事例も交えとても分かりやすくテンポもよくあっという間の1時間半でした。先生ありがとうございました。