鵠沼南いきいきサポートセンターも構成団体の一員となっている会議体「鵠沼地区小地域ケア会議・協議体」では地域の高齢者等が安心して住み続けられるよう、地域の見守り活動に取り組む様々な団体を知り、お互いが連携できるきっかけづくりを目的として「つながろう鵠沼!」鵠沼地区関係団体交流会を企画開催しています。

この度、3月14日(木)に7回目の開催を無事終えることができました!今回は82名参加申し込みがありました。参加していただいた皆様、開催に向けて協力いただいた皆様、本当にありがとうございました! 

前半はセブン-イレブン・ジャパンさん、鵠沼おやじパトロール隊(KFP)さんに発表をしていただきました。

↑セブン-イレブン・ジャパンさんの発表の様子

↑KFPさんの発表の様子

↑質疑応答の様子

後半は1グループ約8~9名程度に分かれの交流会、意見交換会を行いました。 

私のグループは、民生委員さん、老人クラブさん、薬局さん、生命保険会社さん、発表い頂いたKFPのメンバーの方、薬剤師の学生さん、そしていきいきサポートセンター職員で意見交換を行いました。

生命保険会社さんからは、独居の方などでちょっと気になる方がいた場合どのように対応したらよいか、どことどうつながったらよいのか知りたい。

民生委員さんからは、色々な人とのつながりが大事だと思っていて、特にご近所、同級生などとのネットワークを大事にしている。民間の方とも機会があればつながりたい。

老人会さんからは、挨拶することが大事。初めての人でも何度か声をかけているうちに顔見知りになっていく。

KFPさんからは、メンバー募集をかけるときにうたい文句として「子供が卒業しても地域とのつながりが持てる」と伝えていて、最初は自分の子供が小中学校に通っている間だけと思って参加していた人も活動しているうちに地域活動に関心を持ちOBになって続けられている人が多いとの話があり、これに対して、このような人たちがゆくゆく民生委員など他の地域活動の参加につながると良いですねと他のグループのメンバーから発言がありました。

また同じくKFPさんから、今、KFPに参加している人は30代40代の現役の世代と、OB世代の50代、60代。ここにない10代20代の学生の若い世代とのつながりをどう持てばよいか課題に感じているとの話があり。この話からどうすれば地域の学生に地域活動等に関心を持ってもらえるかの話に発展し、グループのメンバーからは、
・学生が関心の持てる内容でないといけない。
・学生ボランティアの中でリーダーを作り、お祭りなどの地域のイベントを企画運営してもらうようなことが出来ないか?
・学生はそもそも地域にどのような活動があるのかがわからない。
・若い世代への地域の情報発信が必要では?
・学生は学業や友人知人との交流が中心でそもそも地域活動に関心を持つ人は数無いのでは?
・学生に魅力のある地域活動やボランティアのコンテンツが必要
・ボランティアポイントの付与(ポイントで買い物ができる)など、活動したことが自分に返ってくるような仕掛けも必要なのでは?
などなど、活発な意見が出ていました。

今回は12のグループでそれそれ様々な内容で活発な意見が飛び交い盛り上がっていました。会の最後には団体や企業さん同士で名刺交換されたり、会の一つの目的である地域の横の関係づくり(団体の方々同士が顔が見える関係づくり)が行われていました。

小地域ケア会議協議体では、この「つながろう鵠沼!」鵠沼地区関係団体交流会を10回までは続けていこうとの話なっています。そして、ここまで回数を重ねた成果、交流会で上がった参加者からの意見を集約し、そのあとの展開をどうしていくかが次年度以降の協議体での議題となってくるかと思います。