2月3日(土)鵠沼市民センターで、鵠沼地区社会福祉協議会主催の、第5回9鵠沼地区災害ボランティアセンター設置・運営訓練が開催され、いきいきサポートセンターの職員も災害ボランティア役として参加をしました。 

訓練の想定は、1月29日に南関東型地震が発生、藤沢市内も震度7程度の揺れに見舞われ、大きな被害が出た。その2日後の1月31日に、災害ボランティアを受け入れるためのセンターが設置され受け入れを開始。 

↓ 訓練前の流れの説明

↓ 訓練開始! まずは受付、受付表の記入を行います。

↓ 受付が済んだらオリエンテーション。
ボランティアとしての心構えなどについてのレクチャーがあります。
・被災者の立場に立った活動
・自己責任が基本
・気負いすぎはトラブルのもと などなど

↓ オリエンテーションが済んだらボランティアする活動内容を選びます。
地域から「土砂の撤去」、「ブロック塀の撤去」、「家の中の家具の撤去」などなど支援してほしい様々な依頼が届いています。
自分の心身状況を加味して無理のないものを選んでいきます(今日は訓練なので実働はしませんが・・・)。
それぞれの活動現場には作業するボランティアの人数が割り当てられていて人数がそろったらリーダーを決めてグループで行動していきます。

グループが決まったら作業内容の確認を行い、作業道具を借りていざ現場に出発。
現場では、作業依頼をした被災者の方から作業内容の確認を行います。
作業は、無理をせず、1時間に1回は10分の休憩を入れること、昼食休憩は1時間とること、15時半には終了し16時までには災害ボランティアセンターに戻ることなど無理をしないよう決まりごとが沢山あります。

作業が終わったら依頼者のサインをもらって災害ボランティアセンターに戻ります。
戻ったら、作業の報告、借りた作業道具の洗浄、返却、そして自らの消毒を行い当日の作業が終了となります。

 事細かに災害ボランティアの受け入れの流れを訓練してきました。

↓ 最後は講評を受け参加者全員で記念撮影をしたらお開きとなりました。
運営の皆さん本当にお疲れ様でした!

  能登の震災では大変な被害が出て、震災後約1か月たってようやく個人の災害ボランティアの受け入れが始まったところだと聞きます。
訓練の想定は地震発生の2日後に災害ボランティアセンター設置となっていますが、ボランティアを受け入れる方も被災し、まずは自身や家族の安全の確保、居場所の確保、当面の生活の流れができないと次へは進めません。現実はこのようにスムーズに運営・受け入れすることはかなり厳しいのかと感じました。ただし、訓練をしているのとしていないのでは、いざ事が起こった時、備えあれば患いなしで心構えが違うかと思います。
今回で3回目の参加となりますが年々内容も進化しています。是非、訓練の継続、またより多くの人に訓練を体験していただきたいと感じました。