10月28日(土)に鵠沼地区総合防災訓練に参加しました・・・の続きです。

昨年はまだコロナ対応中だったため防災訓練ではなく、防災フェアと称して展示中心だったのですが、今年はほぼコロナ前の規模・体制での防災訓練となり、体験型の訓練となっていました。

 < ↓ 先のブログで紹介したお勧め体験ベスト3>
① 浸水歩行訓練  (津波、川からの氾濫、内水反乱による浸水域が広い鵠沼ならではの訓練です。)
② 濃煙体験避難訓練
③ 起震車震度体験

< ↓ 天ぷら油による火災の実証実験>
油を火にかけっぱなしに放置するとものの数分で発火します。くれぐれも調理中は調理台の前から離れないようにしましょう! また水で消火しようとすると爆発しますので要注意です! また発火する前の煙で火災報知器が作動するので、火災報知機の設置がいかに大切かわかります。

< ↓ 藤沢警察署による展示>
今年初参加でした。話題の、移動交番の車両、白バイ、ポルシェのパトカー(東名高速が開業した際に取締り用として配備されたそうです)がやってきました。ポルシェのパトカー今は警察車両としては引退していますが、車としては現役で低い渋いエンジン音と共に登場していました。

< ↓ 医師会、歯科医師会、薬剤師会の活動パネル>
その他にも獣医師会も災害時のペットの対応についてブースを設けていました。
 

< ↓ 鵠沼地区災害ボランティアセンターの活動展示>
災害が発生した後のボランティアの受け入れや派遣の調整をするための準備や訓練を鵠沼地区社会福祉協議会が行っています。その他、今日の防災訓練ではボランティアセンターささえさんによる車いす搬送訓練も行われていました。

< ↓ くげぬま探求クラブによる災害時のトイレについての展示>
水や食料は備蓄している方が多いと思いますが、トイレの準備は皆さん大丈夫でしょうか?水が流れない、配水管が破損するとトイレが全く使えません。そのようなときにどうすればよいのか?市販の防災用トイレを購入し備蓄しておくのもよいのですが、ゴミ袋・新聞紙・猫砂で代用する方法もあります。

< ↓ 消防団による模範演技>
総合防災訓練の締めは消防団による消火訓練の実演でした。放水は4、5階の高さまで届くそうです。

その他にも、自衛隊の方によるミリ飯の展示、液状化現象実証実験、防災グッズの展示、子供向けスタンプラリーなど様々な出し物があり、個人的な感覚ですが200~300名ぐらいの方が参加されていました。盛況に終わりましたが、一つ残念なのはこれだけ魅力的な体験ができるにもかかわらず、若い世代、親子連れが少なかったことです。若い世代に防災意識、地域への関心をいかにもっていただくかがやはり課題に感じました。また来年の防災訓練に期待です!